「手術」カテゴリー
CQ28 下腹部手術後の成人鼠径部ヘルニアに対して推奨される治療は?
Answer 腹膜前腔の剥離操作の少ない、鼠径部切開前方到達法によるメッシュ法が一般に容認され ている治療法である(推奨グレードC1)。 腹腔鏡下ヘルニア修復術はその合併症頻度から十分な説明のもと習熟した外科医が行うエ […]
CQ27-3 肝硬変患者への鼠径ヘルニア修復術は安全に施行できるか?
Answer 手術関連死・合併症を増加させるという報告があるが、非肝硬変患者との手術成績に差がな いとの報告もあり、慎重な適応が必要である(推奨グレードC1)。 解説 非肝手術においても手術関連死、合併症を増加させる […]
CQ27-2 血液凝固異常患者における鼠径ヘルニア修復術後の血腫予防法はあるか?
Answer 現時点で本邦における明らかな予防法はない(推奨グレードC1)。 CQ27-3 肝硬変患者への鼠径ヘルニア修復術は安全に施行できるか? Answer 手術関連死・合併症を増加させるという報告があるが、非肝 […]
CQ16 大腿ヘルニアに対するふさわしい術式は?
Answer 腹膜前修復法である(推奨グレードC1)。 解説 大腿ヘルニアの治療で問題となる点は、術式ごとの成績の違いと併存鼠径ヘルニアの診断・治療をどのように扱うかという点にある。 唯一検索し得たRCTであるJi […]
CQ12 成人鼠径部ヘルニアに対してBilayer法は推奨できるか?
投稿日 2020年7月28日 コメントする
Answer Bilayer法は性別にかかわらず初発鼠径部ヘルニアにおいて推奨できる術式である(推奨グレードB)。 過去に腹膜前腔操作を伴う手術を行った後や再発鼠径部ヘルニアに対するBilayer法は、推奨に足る十分な […]
CQ10 成人鼠径部ヘルニアに対してLichtenstein法は推奨できるか?
投稿日 2020年7月25日 コメントする
Answer 成人鼠径ヘルニアに対してLichtenstein方は推奨できる(推奨グレードB)。 解説 Lichtenstein法はIrving L. Lichtensteinにより1980年代に開発された術式で、欧米で […]
日帰り手術 熟考
投稿日 2020年6月29日 コメントする
国内には各種の日帰り手術関連施設が存在します 最も大きな施設の紹介 京都大学附属病院 デイサージェリー診療部のHPより引用 デイサージャリー(日帰り手術)は欧米で現在広く行われている手術のやり方で、手術当日に来院していた […]
gentle, gentle, gentle
投稿日 2020年6月26日 コメントする
『ゾリンジャー 外科手術アトラス』 言わずとしれた、外科手術書の定番です 残念ながら、私は訳本しか持っておりませんが、今後是非原著を手元に置きたいと考えております ただし、訳本のお陰で、訳者である 安達洋祐先生の指導が […]
手術室
投稿日 2020年6月24日 コメントする

手術室があれば『総合外科医』? 前回の宿題です ちょっと極端ですよね! 逆も然りで、手術室がなければ『総合外科医』ではない? もちろんそんなことは無いです. 外科、外科医、手術、手術室 などの言葉を上げるのはターミネータ […]
『総合外科医』の1日
投稿日 2020年6月23日 コメントする

「そのためには、何が必要でしょうか?」 前回の宿題です. 初回は硬い内容になってしまいましたので、今後はALOHA風で書かせていただきます Rome wasn’t built in a day. 外科医が外科医を継続して […]