★★★ CQ6-2 成人鼠径部ヘルニアを予防する方法はあるか?

Answer

確実な予防法はないが、適度な運動と喫煙が発生率低下に有用とされている(推奨グレードC1)

解説

ヘルニアの原因は多岐にわたっており、明確な予防法はない。過剰ではない運動と禁煙が発生率低下に有用とされており、EHSガイドラインで「唯一有用と考えられる予防法は禁煙である」とされているが、喫煙の影響については異論もある。前立腺手術後のヘルニアを防止するには、アプローチの工夫や、精索根部の処置などさまざまな術式によるリスク軽減が最近多数報告されているが、現時点で標準とされた方式は確立されていない。

*本邦では年間に約15万例の手術が実施されています。潜在的には年間30~40万例の発生が言われているようです。外科手術の中でとても頻度の高い疾患ではありますが、普段の生活の中で鼠径部ヘルニア(椎間板ヘルニアならまだしも)の予防を実施しているひとがいるでしょうか?

 →予防法より「鼠径ヘルニア」「脱腸」といった疾患の概念を普及し、その診断を確実にした上で「嵌頓による緊急手術」を回避した適切な治療を受けられるようにすることこそが我々鼠径部ヘルニアの専門家が実践すべき医療と考えます。

 上記の運動と関連しては 「スクワットを始めて急に」 喫煙することで咳をすることでいきむ 便秘症でいきむ などはリスクになるようです

 「この腫れはもしかして鼠径ヘルニア?」

 そのようなときのお薦めのセルフチェックは

 →「立つと膨らみ、横になるとへこむ

 「鼠径部に不快感や痛みを感じる」

 「立った時やお腹に力を入れた時、鼠径部に柔らかい腫れを感じる」

 「腫れは指で押さえると引っ込む」

 といった症状の方は是非ヘルニアの専門家にご相談ください。

 繰り返しにはなりますが鼠径部ヘルニアは手術でしか治りません。

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