CQ30 成人鼠径部ヘルニア修復術教育におけるポイントは何か?
Answer
初期研修医(卒後1、2年目)とそれ以降の学年の外科医では鼠径部切開法によるメッシュ法
における手術成績に差が見られる(エビデンスレベルⅢ)。腹腔鏡下ヘルニア修復術における
learning curveはTEPで50~100例(エビデンスレベルⅣb)、TAPPでは50例以上(エビ
デンスレベルⅢ)であり、模擬実験に基づく教育は有用である(エビデンスレベルⅡ)。また、
Global operative assessment of laparoscopic skills-groin hernia(GOALS-GH)は有用である
(エビデンスレベルⅢ)。(推奨グレードB)